コロナが明けたら行きたいスペイン旅行-コルドバ編-
みなさんこんにちは!
コロナが明けたら行きたいスペイン旅行、第三弾はコルドバです!!
これまでのスペイン旅行はこちら
早速見てみましょう~
・スペイン南部のアンダルシア州に属する
・10世紀、後ウマイヤ朝の時代に全盛期を迎え、イスラム文化が栄えた
・メスキータやユダヤ人街を含む旧市街は世界遺産に登録されている
アクセス
マドリードからは高速列車にのり、旅の日程に合わせてアンダルシア地方はバス・鉄道を利用して回ることになると思います。
私もマドリードのアトーチャ駅からAVEに乗り、アンダルシアの玄関口としてコルドバへ向かいました。所要時間は約1時間45分、11.75ユーロでした。
アトーチャ駅めちゃくちゃでかいです(笑)
※チケットの購入方法について
私は「Omio」というアプリを使ってクレジット決済で事前に購入していました。
現地で焦らなくて済みますし、一人旅で荷物が不安な人も安心して使えます。
いよいよコルドバに到着!!
さすが南の方ということもあって、ヤシの木も生えています。これまでのスペインとは違った景色ですね。
まずは荷物をホテルに置きに行きます。いつも通りbooking.comで予約をしました。(一人旅の人に向けたホテルの選び方についてはまた記事を別に書いてみようと思います。)
駅と観光地(旧市街)は距離があり、まあまあ歩くので、不安な人はタクシーを呼ぶのもありかと思います。女性一人で歩いても昼間で不安を感じることはありませんでした。
オスペリア・デル・アタリア
朝ごはん込みで4953円でした!観光地に近くて部屋もきれいだったのでなかなかお得だと思います!
早速お目当てのメスキータへ!
遠くから見てもすごい貫禄です…中も見てみましょう。
カテドラルは9ユーロ(学生料金2020年2月時点)、ベルタワーは事前予約制で2ユーロでしたが、せっかくなのでそちらも購入しました。
カテドラルへ入場!
この模様、圧倒されますね。。。このほかにも絵画や彫刻などもありましたが、実際に見てからのお楽しみにしますね。
ベルタワーの見学時間まで時間があったので街を散策!
白い壁の住居がずらっと並んでいて、圧巻ですね。
この地方ではパティオ(中庭)がある家が多いので、道から外れると静かな空間に出会うことができます。
メスキータをもっと川の方へ向かうと旧市街とはまた違った景色を見られます。
アルカサルにも寄ってみました。
最初はレンガ造りの建物を見学します(一方通行)
土日祝日は閉館時間が早いので注意!
閉館時間を知らなかった私は速足でまわりました(笑)
噴水の音と豊かな緑に心が癒される~
ベルタワーの予約時間になったのでメスキータの方へ戻ります。
上まで登ってみると。。。。コルドバの街並みが一望できます!
こうやってみると街一面、白い家で出来てるんですね。
そろそろお腹もすいてきたので夕食にしたいと思います。
美味しご飯は旅の醍醐味ですよね♪
メスキータから徒歩5分くらいの「BODEGAS MEZOQUITA」へ。
郷土料理の「サルモレホ」と「牛テールの煮込み」を頂きました!
サルモレホは冷たいトマトスープのガスパチョを濃縮したスープで夏にぴったりな一品です。
ワインと一緒にどちらも美味しかったです!
ホテルの帰り際に夜のメスキータをパシャリ。
昼とはまた違った幻想的な光景です。
以上スペイン旅-コルドバ編-でした!
おしゃれな街並みや歴史が好きな人にはおススメの街です。
良かったらマドリード編やトレド編もご覧ください!
それではまた次の旅で~!!
コロナが明けたら行きたいスペイン旅行-トレド編-
みなさんこんにちは!
ワクチン接種が進んできてはいるものの、まだまだ安心できない日々が続いていますね。そんな今だからこそ、パンデミックが収束したら行きたい旅行についてご紹介したいと思います。
ここも行こうかな~なんて思いを馳せてみてください!
シリーズ2個目の旅行先は、、、トレドです!!!
スペインといえばマドリードやバルセロナなんかが人気だと思いますが、トレドも異国情緒あふれるレンガの街並みやその歴史が魅力的な隠れた名所なんです。
まずは基本情報を見ていきましょう。
トレド
・スペイン中部に広がる平原地帯の丘の上にある古代都市
・中世時代に建てられたイスラム教、ユダヤ教、キリスト教の歴史的建造物が有名
・画家エル・グレコが暮らしていた街
さらにマドリードから日帰りで行けるのも嬉しいポイントですね。
ここからはマドリード⇔トレドへの行き方も含めて旅行ルートを紹介していきます!
・アクセス
行き方は高速列車とバスの二通りあります。
私は経費削減もかねてバスで向かいました。
まずは地下鉄に乗ってPlaza Aliptica駅に向かいます。
隣接するバスターミナルでチケットを購入し、ALSA社のバスに乗車。所要時間は約1時間15分ほどです。料金は9.99ユーロでした。
いよいよトレドに到着!
レンガ造りの建物が素敵ですね。
結構急な坂道なので、歩きやすい靴で行くのがおすすめです。
トレド出身の自動車競技選手、フェデリコ・バーモンデスさんの銅像を発見。
次はスペインカトリックの総本山カテドラルへ!
かなり大きな建物でみごたえたっぷりでした。
キリストの一生を表現した装飾、キラキラしてとてもきれいでした。
なかには宝物の展示コーナーもあり、金で出来た彫刻?のようなものもありました。
何気なく出てみた中庭がとてもきれいだったので、ぜひこちらも忘れずに!
ここで小腹もすいたのでトレド名物、マサパンをゲット!
アーモンドの粉で作られてるらしいです。私にはスイートポテトみたいな味に感じました(笑)
お次はサントトメ教会、アルカサルを通り、グレコ美術館の方へ。
なかなかパンチの効いた像です。
そして私が皆さんにぜひ見てほしい景色がこちら!
すごくないですか!?
この力強く流れる水とレンガ造りの建物、そして自然!
映画に出てきそうな美しい景色です。
ここでぐるっとトレドを一周した形になります。所要時間は3時間くらいです。
ここまで読んでいただきありがとうございました!
「コロナが終わったら行ってみたいな」「トレド、気になる!」と思ってくださったかたはいいねしてくださるととても励みになります!
またマドリードについての記事も良かったらこちらからどうぞ
それではまた次の旅で~!!
コロナが明けたら行きたいスペイン旅行-マドリード編-
みなさんこんにちは!
今回から『コロナが明けたら行きたいスペイン旅行』というテーマで私の体験も交えながら旅のプランを紹介していきたいと思います。
私は2020年2月の冬のスペイン7都市を、7泊10日でまわりました。割とタイトめです(笑)
マドリード→トレド→コルドバ→マラガ→ミハス→グラナダ→バルセロナということで
第一弾は、、、、
『マドリード編』です!
7:25 Madrid barajas 空港到着
長いフライトを終えいざマドリードへ! 空港からアト―チャ駅までの交通手段は空港バス(5ユーロ)を使いました。一人旅ということでびくびくしながらも乗車。
8:00
30~40分バスに揺られアト―チャ駅に到着。アト―チャ駅はマドリード市内でもかなり大きな駅です。
ターミナルからでるやいなやアートのお出迎え!
夢に出てきそうですね(笑)
8:30
荷物を一度ホテルに預けてからマドリード散策へ。
10:00 プラド美術館
本日のメイン!プラド美術館へ
地元の小学生や観光客で随分と賑わっていました。現在はコロナ対策のため事前の入場取得が推奨されているそうです。
↓詳しくはこちら
有名作品が多数展示されています。
ここでぜひ見てほしいのがベラスケスの『ラス・メニ―ナス』、ゴヤ『1808年5月3日の銃殺』、エル・グレコ『聖三位一体』などなど…
見どころが多く2~3時間はかかると思います。
12:00 ランチ
お腹もすいてきたので美術館内にあるレストランでランチ。
レストランといっても軽食が多かったように記憶しています。
14:00 マドリード散策
ぶらぶらと街歩き。
プエルタ・デル・ソル
15:00 『CHOCOLATERIA SAN GINES』 有名なチュロスのお店へ
カップにチョコがたっぷり入っていて、セルフでチュロスをディップして食べます。
ちょっと一人で食べるには多いかもしれません、、、が食べきりました!
17:30 晩御飯
このマッシュルームアヒージョ絶品です!カウンター席で店員さんとの距離はかなり近かった。
18:30 ホテルへ帰宅
道すがらおしゃれな本屋さんも発見!
ヨーロッパって街をぶらぶらするだけでも楽しいですよね。
ちなみにこの時の宿は CC Atochaで7000円/一泊ほどでした。駅から比較的近く、女性一人旅でも安心して泊まれる綺麗な宿だったのでおすすめ。
また自由に行ける日が早く来ることを願って...
ご覧いただきありがとうございました!
読んでおきたい経済学者の著書についてのお話
家で過ごすことが増えた今日この頃、経済学の名著についての本を読みました。
『経済学の名著50冊が1冊でざっと学べる』蔭山克秀著
一見とっつきにくい経済学の本の内容が分かりやすくまとまっています。
なんといっても特徴的なのが小難しい数学を全く使っていないこと。さらに筆者の蔭山さんのユーモアも相まって、面白おかしく書かれています。
経済学に詳しい人には物足りないのかもしれませんが、実際に各経済学者の著書を読む前に要旨をつかむのにはおススメです。
正直読み切れるか最初は不安でしたが(実はわたくしアダムスミスの『国富論』の原本読むことを挫折した苦い経験があり…)著者の蔭山さんは普段は予備校の講師をしているそうで、納得の分かりやすさでした。
この中でも読んでみて特段興味をそそられたお気に入り(?)の経済学者を紹介します。
①ケネー『経済表』
当時、経済学なんてものは存在しなかった時代にその礎を築いた人です。さらにこの人、医者として大成功を収めたうえで知的好奇心から経済について理論を
立てたというのですから驚きです。
経歴もさることながら、私が面白いと感じた点は、「血液循環説」から経済循環の着想を得たという点です。血液は一歩通行ではなく心臓や各臓器を巡っているという考え方から、社会の中でも富が循環し、再生産されていると考えたそうです。
成功する経営者・発明者は生物の生態から学ぶことが多いといいますが、
これもその一例といえるのかもしれません。「生命」「生物」という存在は当たり前のように見えて環境への適応という高度な技を成していますよね。
一番の気になるポイントは、現在のアベノミクスのもとになっている考え方を提唱している点です。私は「経済学」というと机上の空論になってしまいがちだと感じていたのですが、実際に自分が生きているこの時代の経済政策と密接に関わっているということが分かると、自分の目で確かめてみたいと思いますよね。
これは余談ですが彼は蔭山さん曰く、相当に口が悪いそうです(笑)
経済学者だけでなく、政治家も堂々と批判しているようで、そこまで言われると原本を読んでみたくなっちゃいました。
これは、私の安易な マルクス=社会主義者 の思い込みに一石を投じてくれました。「え!高校の政経で習った内容は嘘だったの!?」と言いたくなりますよね。そのわけを蔭山さんが分かりやすく説明してくれており、原本を読んでもっと細部を知りたいと思ったので取り上げました。
④ユヌス『ムハマド・ユヌス自伝』(1998)
この本についての記事を読み終わって思ったこと。
「ユヌス様、素晴らしすぎる…」
グラミン銀行は高校生の時に習ったなあ~程度の理解度だったので、ユヌスがいかにしてグラミン銀行を設立したのか、バングラデシュの社会情勢について知ることができてそのすごさを改めて感じました。
経済学のあるべき姿をそこに見たような気がします。また、世間一般的に良しとされていることが本当に正しいものか、現実を色眼鏡で見ず踏み込んで観察することの大切さを教えてくれました。
そんな彼の自伝には、人道的な彼のプライベートな部分も記されているようなので、絶対に読んでみようと思っています。
⑤ディートン『大脱出』(2013)
主なテーマは「格差」。そのなかでも気になったことがODAの
モラルハザードについてです。ODA(政府開発援助)は政府(主に先進国の)が発展途上国に対して行う援助、資金提供のことを言います。一見人道的で、格差を是正する良い手立てのように感じるのですが、ディートンから言わせれば「海外の善意という圧政」らしい…
この一言で自分の固定観念が覆されたのでぜひ読んでみたい一冊です。
ここまで本で紹介されていた中で気になった五冊を厳選して紹介しました。
「経済学の名著50冊が1冊でざっと学べる」は経済フィールドの名著がざっと俯瞰できるので、まず何の本から読めばいいかわからない!という人や、時間がないけど教養として経済について学びたい!という人におススメです。こういう本があると、新たな分野への知的好奇心が広がって良いですよね。
いつかこれらの原本を読んだときには、また感想を投稿してみたいと思います。
ありがとうございました!